好きな人にフラれた話

こんにちは。元マスク女子です。

 

会社員時代、毎日のように会社でマスクをしていたことが由来です。

会社は昨年末にやめました。

 

一週間ほど前に告白した人にふられました。

その話と、周りの人に支えられた話をしたいと思います。

 

好きな人にフラれた話

元々、勝算があった告白ではなかった。

でも、この人を好きという気持ちを抑えている方が精神的に不安定になるから、

好きと言ったんです。

期限を長めに引いていたけれど、昨日、久しぶり(といっても3日ぶり)に会って二人で散歩をしていたら、

返事を切り出されました。

 

正直、こんなに早く結論を出されると思わなかったので、

普通に「え?」って聞き返してしまい、向こうも動揺した。

 

「ストレートに言ってくれて、嬉しかった。そうやって言われたのは初めてだったから」

 

「でも、まだ友だちとして仲良くしたい。みんなと一緒に遊びたい。気まずくなりたくない」

 

彼は、ひどく臆病な人だとおもう。

そして、大好きなものに対しては精いっぱいの愛情を向ける人。

彼にとっての居場所や、大事なものは歪になりながらも、本当に、本当に大事だということがすごく分かった。

そして、彼の大事なものに、私も入れたいんだと思う。

 

たくさん考えてくれたんだろうなというのは伝わった。

そして、嫌いじゃないことも。

 

だから、私も変わらない気持ちを向けてもいいなと思った。

付き合えないなら渡さない愛情で好きになったわけじゃない。

 

ただ、そこにいてくれることが嬉しかった。

どこが好きかと聞かれても、昨日の顔はブサイクだなと思うし、

服のセンスは悪いし、大抵会うときは寝間着だ。

 

でも、内面が好きだなと、そう思った。

 

真摯に向き合ってくれたことは本当に嬉しかった。

そんな誠実なところも、好きだと思う。

 

でも、悲しかった。

私の恋は受け取ってもらえたけど、ずっと受け取ることはできないと言われたから。

 

 

周りの人が支えてくれた

私が告白したことも、彼が私の告白で悩んでいることも知っていた人がいた。

その人と話していて、嬉しかった言葉がある。

 

「彼を好きになってくれてありがとう」

 

「彼が、誠実に返したことが嬉しい」

 

のふたつだった。

みんな、彼が大好きだった。

そして、その彼を恋愛対象として、まるっと受け止めてくれる人がいたらいいのに、とどこかで願っていたらしい。

 

「なんで断っちゃうの!とは思うけど、そんな不器用さも彼らしくて、仕方ないなあと思っちゃう」

 

私が、彼に惹かれてよかったんだって、そう思えた。

そして、私の恋を受け取り続けられない彼も、受け入れてくれてありがとうって。

 

私の恋も、私も受け入れてくれるような言葉だった。

 

色んな人が、私の恋を受け止めてくれた。

フラれたのに、こんなに幸せな恋は初めてだった。

 

だから今日も生きられるなと思ったし、明日も生きられるなと思った。

 

フラれたからといって、私はなにも変わらない。変われない。

突然きらいになれないし、きらいになりたくもない。

だから、すきだなという気持ちはしっかり出すし、

 ほかの人で好きな人がいたらその人たちにも出す。

やることは淡々とやる。

 

ただ、それだけ。

 

自分のやることを精いっぱい。

私の使える武器はそれくらいだ。