ラインを使わないコミュニケーションが増えた話
こんばんは。元マスク女子です。
会社員時代、毎日のように会社でマスクをしていたことが由来です。
会社は昨年末にやめました。
好きな人の誕生日を、その場でお祝いできなかった
好きな人、と書いているけれど、フラれているし、好きバレしてる。
だから、なんとも言い難い関係ではある。
彼が昨日誕生日だったんだけど、こう、なんていうか、上手くお祝いするビジョンが湧かなくて落ち込んでいた。
そもそも、彼が誕生日を迎えた瞬間、私は彼とボードゲームで遊んでいた。
気づいたら日が越えて、ゲームの終了とともに彼の誕生日を祝った。
仲間の一人が彼の頬にキスした。
彼もその仲間の頬にキスした。
私はそれを笑いながら撮った。
うまく言えないけれど、お祝いの消化不良というか、ちゃんと祝いたかったなって思ってしまった。
そんなことを悩んでいるとどんどんるつぼにハマってしまって、
身動きが取れなくなっていた。
好きという気持ちと、コミュニティを大事にする気持ちが勝手にぶつかって、にっちもさっちも行かなくなった。
全幅の信頼を寄せている女性に相談した。
「私の感情がコミュニティに害を及ぼすなら、その時はストッパーとしてはっきり明言してほしい」
彼女は受け入れてくれた。
「危なくなったらいう。でも、あなたは自分で思っている以上に慎重だから、大丈夫だよ」
でも、一日中悩んでたせいか、昼に食べたカレーバイキングのせいか
おなかは痛いしテンションは下がるし、何がなんやらって感じだった。
だから、やるべき作業に没頭した。
調べてひとつひとつをゆっくりこなしていくのは、心が落ち着いた。
彼にキス写真を送り、道で会ったらケーキをおごるしまた遊ぼう!と言ったら、
ボードゲームの結果報告と、また話そうというメッセージが返ってきた。
つくづく、彼は私のことをボドゲ仲間としか見ていないんだなと思う。
それがらしくて笑ったけれど、「話そう」という部分に違和感を覚えた。
話すって、なにを話すんや??
あまり実のある話をしたこともない、今までの話もしたことがない。
だって、彼は私に興味がないから。
私にはしっくりこない表現。でも、彼にとっては特になんの変哲もない、ただの世間話かもしれない。
とりあえず、考えるのをやめた。
ラインを憶測して、いいことがあった試しがない。
「じゃあ、見かけたら生きてるかって聞いてくれたらうれしい」
ダウナー状態だったので、生存確認をしてもらえるだけでありがたいし、
なにかこの話題を、と返すことでもなかった。
彼からはかわいいねこのスタンプが届いた。
既読無視した。
ラインで話すことが減った
昔は恋をしたら、メールやラインや電話でたくさんコミュニケーションをとっていた。
でも、今は違う。すぐに聞きたい必要最低限のことはラインで聞いて、それ以外はリアルコミュニケーションだ。
リアルの方が情報の彩度が高くて、齟齬がすくない。
だから、あまり連絡を取りたいとは思わなくなった。
誰かと話すなら、道で会ったときでもいいし、ごはんを食べているときでもいい。
ゲームをしながらでもいいし、コンビニに行く途中でもかまわない。
顔を見て、雰囲気を感じながら喋れるって、すごく素敵だ。
だから、リアルでの自分のコミュニケーションの課題にぶつかって、頭を抱えるけれど、
ラインの文面を追いかけて、かなしくなるよりよほどいい。
文字に感情を乗せることはできるけれど、その感情はすべてじゃなくて、あまりにも少なすぎる。
既読無視したら、次の日直接話したらいい。
それくらいの距離にいるから、今はちょうどいい。
きょうの話はおわり。